株式会社アイレックスは、不動産価格、継続賃料、証券化等不動産鑑定評価を、不動産の知識の他、法律や会計など総合的視点から捉える会社です。

株式会社アイレックスは平成10年11月の設立以来、企業再生や証券化に関する評価等、時代が要請する最 先端の問題に取り組んできました。

日本は戦後世界の工場として発展してきましたが、バブル期を境に急激な円高が進み、製造業の生産拠点は東南アジア等に移転し、日本では、商品企画や本社機能が重要性を増して来ました。

このため、これら中枢管理機能を支える多様なサービス産業が厚みを増さなければ、今後の 日本の発展は考えられなくなっている状況と思われます。ところが、この「サービス産業」 の国際競争力は弱く、中枢管理機能を支えるという要請に十分応えられていないのが現状で す。これからの鑑定会社は、この分野の技術開発を推進し、取引先の問題解決に貢献してい く役割を担うことになるでしょう。鑑定士をはじめとしたプロフェッショナルの責務は今後 極めて大きくなっていくと思います。

鑑定評価の役割が、土地の価格査定から、会計とならび、東京の国際金融センター化を推 進する際の重要なインフラの一つに変わりました。鑑定会社に要請されるのは、単に鑑定評 価書を作成するだけでなく、事業会社や金融機関が投資・融資を行う際の、判断作業の一翼を 担うこととなり、評価対象もキャッシュフローの予測が容易な事務所等から、不確定要因 の多い開発型案件やホテルや商業施設等の事業用物件へ、さらに企業そのもの（Ｍ＆Ａ)へ と拡がっています。このため、マーケット調査や事業収益の分析等が要求され、評価の技 術革新が急速に進んでいます。

さらに、2007年後半から、これまで不動産の流動化と価格上昇を進めてきたSPCを用いた 証券化の仕組みに問題点が顕在化し、新しい仕組みの模索が始まっています。これらの大きな 変化と先端的問題に迅速・的確に対応し、問題解決のための技術開発を行っていくために、 これからの鑑定会社は、単独で考える専門家の集まりではなく、全員が情報や手法を共有化 し、チームで考え、解決策を作り出していくクリエイティブな企業であることが求められて いると思います。

株式会社アイレックスは、歴史も浅く、社員数もまだ限られていますが、これらの課題に全員で取り組んで いる会社です。
現在株式会社アイレックスでは人材の募集も行っております。鑑定評価書を作るのみならず、鑑定評価を取引先が直面している様々な問題解決のツールの一つと考え、法律・会計・税務等広く 総合的な視野から不動産を捉えられる方の応募を歓迎いたします。

詳細は、事業案内・実績のページでご覧いただけます。

【1】 新人教育
鑑定経験の浅い方でも比較的短期間で先端技術を身に着けることができるように、各自の特性を尊重し、仕事の配分やノウハウの共有化等を考えております。
【2】 受験生、実務修習生の受け入れ
株式会社アイレックスでは、実務修習生を受け入れており、勤務形態等相談に応じております。 また、受験生の方には試験前休暇（1週間～1ヶ月、要相談）があり、受験環境に配慮して おります。

◆募集内容の詳細は、社団法人日本不動産鑑定士協会連合会の求人情報閲覧ページをご覧ください　>>>